みなさんこんにちは、オタク社員のりこです。
いきなりですが、今絶賛放送中の
最も話題になってるアニメって知っていますか?
もうお分かりかとは思いますが…
・・・
大人気マンガの待望のアニメ化
「チェンソーマン」です!
私も前から気になってた作品ではあったのですが、アニメ公開をきっかけに
「一話見てみるか~」と見始めた結果…原作も全部読んでドハマリしてしまいました😂
このチェンソーマン、原作の作品自体が大人気なのはもちろんですが
アニメ化してからも様々なことで話題になっているんです。
なんでも、アニメ制作業界でも異例な方法で注目を集めているとか…
今回は、アニメ「チェンソーマン」が
放送開始直後から大バズりしている原因について探ってみました!
目次
制作はすべて一社提供!?
チェンソーマンの制作会社は、「呪術廻戦」「進撃の巨人」「ドロヘドロ」
などの人気アニメも手がけてるMAPPAです。
どれも作画や戦闘シーンがスゴいと話題になってるだけあって
同制作会社のチェンソーマンも、アニメ放送前のPVが公開された時点で
作画の良さや原作の再現力の高さで一気に話題になりましたよね!
通常アニメは、アニメの企画・制作作りの元となるメインのアニメ制作会社と
スポンサー企業、関連企業の別のアニメ会社などがチームとなった
「製作委員会」の中で作成されますよね。
人気の「鬼滅の刃」も、製作会社のufotableの他に製作委員会として
アニプレックスや集英社などが集まってクオリティの高いアニメに仕上げています。
これを、チェンソーマンは自社の「MAPPA」一社のみで製作してるんです!!
この一社製作方式は、業界でもかなり注目されてるようです…
ワンピースなど、今までも一社提供のアニメはあったが、設立して10年ほどの会社
(MAPPAは2011年設立)、自社スタジオで制作を行っているのはかなり異例なことらしいです!
アニメを作る大変さは想像もつかないほどなのに それを設立したばかりの会社が
自社一社のみであんなにクオリティの高いものにしてるなんて…スゴすぎますよね🤯
今回のチェンソーマンは大成功しましたが、もしアニメ内で問題が起きたり、評判が悪かった
場合、責任は全部自社のみが背負うことになるリスクもあったはず。
では、なぜMAPPAはこの方法でチェンソーマン大バズりに成功したのでしょうか…?
その理由の一つは…
みなさんもよく使うであろう「配信モデル」です。
元々、アニメは、ビデオやDVD/Blu-rayを売ることで制作費を回収していくマーケティング方法
だったのですが、上記のNetflixやAmazon Prime Videoなどの配信モデルの成長によって
配信でアニメを見る層が増加しています。
若い年代もTVをほとんど見なくなってるので、こちらでアニメを見ている人が
ほとんどかもしれません🤔(私もそうです)
夜遅い時間に起きなくていいですし、一話ずつじゃなく
最終回まで待って一気に見たい!という人も多いですしね!
MAPPAは、テレビ局とは手を組まなくても制作会社が自ら費用をかけ、宣伝を行いユーザーに届けられる配信モデルを使用していることをターゲットにしていることがわかりました。
参考サイト:https://kai-you.net/article/85143
https://news.yahoo.co.jp/articles/72bf4ff3860f5468a2d7cc20b25adeff11b1f000
実際、それは見事に大当たりしてどの配信モデルにも人気欄にチェンソーマンがあります。
チェンソーマンがバズった根本的な原因は、初期の制作段階で現代のニーズに合わせた
ターゲットリサーチ・選定を行い、そこから配信モデルのユーザーに向けて
自社の一社製作を行ったことが大きな理由だと考えられますね。
アニメのクオリティが高いのはもちろんのこと、やはりターゲット選定が
大当たりしたのが一番の理由だと思います。
私も広告運用で記事LPを書いてるときに、しっかりリサーチしたつもりでも
書いてるうちに訴求やターゲットがブレてしまうことが何度もあったので
チェンソーマンについて調べたことで、初期段階(製作に取り掛かる前)でのリサーチやターゲット選定はかなり重要だなと改めてわかりました!
ED映像・曲が毎回違う??
チェンソーマンが注目されたもう一つの大きな理由は、
OP曲・映像のクオリティの高さ、毎話ED曲と映像が違うものを使われているということ。
放送目前の9月18日、ツイッターでED曲の担当者が公開されて
一気に話題になりました。
最近だと、3話のマキシマムザホルモン」の楽曲を使用したEDが
「かっこいい」「世界観がピッタリ」と話題になっていました!
他にも、Adoの「うっせぇわ」の作曲者のsyudo、ワンピースフィルムREDの挿入歌「逆光」を
担当したVaundy、呪術廻戦のOP曲も担当していたEveなど、まさに先ほども紹介した
「配信モデル」のターゲットに大人気のアーティストばかりとなっています。
それだけではなく、上記のOP曲のマキシマムザホルモン、女王蜂など、作品の
世界観を重視したアーティストも起用していることから、原作からのファンからもかなり
好評で、毎話のEDを楽しみに見ている人も多いのです。
さらに、最初からEDの順番が決まっているわけではなく、毎話何が来るかわからない
ランダム状態!
チェンソーマンが放送された翌日には、Twitterはその回自体の話、EDの話題で
盛り上がっています。
※話題になってる様子の画像
こういった方法で話題性を持たし、視聴意欲を立たせることも
チェンソーマンのバズり戦法のひとつかもしれませんね。
余談ですが、最近公開されたOP曲の米津玄師さんのMVも話題になっています。笑
実際に見てみたのですが、なぜかずっと筋トレをしていたり
腕だけマッチョになったりしててめちゃくちゃシュールでした…笑
曲の良さやOPになったことでも話題になっていたのに、MV映像でさらにこの曲が
広まったので、米津玄師さんのファンが曲やMVからチェンソーマンに興味を持つことも
大いにありえますね!(というか、沢山いると思います…)
OP、ED、挿入歌に起用するアーティストもしっかりリサーチのもと
選ばれているのがわかりました!
これからも見逃せないチェンソーマン
EDやOPが発表されたときは、好きなアーティストばかりで嬉しい反面
「めちゃくちゃ金かけてんな~」「今人気の人ばっか集めたのかな~」なんて
思ってしまってましたが
こうして調べるとがっつりマーケティングリサーチをしたもとで
作られてるんだな~とわかりました…
チェンソーマンがもっと好きになりましたし、次の話やEDに何が来るかもめちゃくちゃ楽しみです!!
もうバレバレかと思いますが、私の推しはパワーちゃんです。
これを読んで、みなさんもチェンソーマンのマーケティング方法を参考に、
そしてチェンソーマンをもっと好きになっていただけたら嬉しいです!!
以上、りこでした。
追伸:最近チェンソーマンの原作者藤本タツキ先生のTwitterアカウント
ロック騒動があってさらに話題になってましたね…笑
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