「失敗したくない…!」と思っているあなた!
失敗してもいいんです!
むしろ、失敗した方が良いくらいです!!
例えば、恋愛している時に、
このような考え方しませんか??
「○○という言葉は自分に好意をもっているから言ったのでは?」
「○○という行動は自分に好意をもっているからでは?」
などなど…!
これをビジネスにも使う事で、
めちゃくちゃ効率化ができるんです!
ただ、そのためものには、
「失敗」を重ねる必要があります。
この考え方を、仮説思考と言います。
この記事では仮説思考がどのような物で、
それをビジネスに使う方法をお伝えしています。
これを知る事で、
「失敗したくない」から、「失敗を重ねなければ!」
と180度考え方が変わると思います!
目次
恋愛はだいたい仮説思考で成り立ってる
仮説思考とは、仮説を重ねることで、
問題を解決する思考のことです。
さきほどの、恋愛の例でいうと、
まず、「○○という行動は自分の事を好きだからでは?」
と仮説を立てます。
そして、その仮説が正しいかどうかを確かめます。
直接的に聞く人はあまりいないと思うので、
何らかの間接的な手段で確かめたとします。
そして、その仮説が、
「○○という行動は相手が日常的に行っている」
という事が分かりました。
なので、その行動が自分に好意を持って、
行った事でないかと分かります。
つまり、仮説思考っていうと、
なんだか小難しいですが、要は、
恋愛の時に良く使っている考え方です。
また、仮説思考とは逆の考え方を、網羅思考(もうらしこう)といいます。
仮説思考がほぼ思いつきでやっているのに対して、
網羅思考はとにかく全てのデータを分析します。
恋愛でいうと、相手の交友関係・行動・趣味などの相手の事を、
隅々まで把握してから、行動に移します。
うーん、、ちょっとストーカーに近いような考え方ですね(笑)
ただ、目的が「好きな相手と付き合うこと」だった場合、
どのような考え方でも、それが成功する方法が良いですよね!
では、この2つのどちらの思考の方が、
目的を達成しやすいと思いますか?
恋愛に確実な答えはないと思いますが、
少なくともビジネスでは、
仮説思考の方が圧倒的に達成が早いと言われています。
日本人に多い網羅思考
ただ、悲しいことに、
日本人は網羅思考の傾向が強いようです。。
良い言い方をすれば完璧主義ですね!
でも、このような気質があることで、
「Made in Japan」は、日本が世界に誇れるものづくりが、
できているのだと思います。
なので、ぼく達日本人が「仮説思考」を身に着ければ…
鬼に金棒、虎に翼、龍に翼を得たる如し!
ですよね!
「いや、でも、思いつきでビジネスするってヤバすぎる!」
と思いませんか??
恋愛なら、まだ良いにしても、
思いつきで仕事するなんて、仕事をナメてる!!
と、怒りだす人もいるかもしれません(笑)
そこで、有名な仮説思考使いを紹介しようかと思います。
将棋最強の男も仮説思考
将棋界で史上初の通算1500勝を達成した羽生善治さんです!
将棋をやったことがある人は分かるでしょうが、
相手がどのように動くのかを読んで、自分の手を考えます。
将棋のプロになると何十手も先まで読むそうです。
将棋をやった事がない場合は、
シュミレーションゲームやカードゲームなどのゲームで、
何十手先まで考えると思うと想像しやすいかもしれません。
ただ、将棋のプロの試合って、制限時間があるんです。
だから、網羅思考で考えていると、
それだけで時間切れになってしまいます。
なので、仮説思考を使います。
だいたい相手の手を2〜3手ほど考えて、
自分の手を考えるんです。
そして、次の手を見て、また次の手を考えます。
(あれ?なんだか、やっている事は素人の将棋と大して変わらない気が・・・)
もちろん、それだけではありません!!
相手の一手ごとに考えるのですが、
それまでの一手の意味や全体像を見て、
考えていくそうです。
つまり、仮説〜検証を重ねているのです。
素人の将棋は仮説〜検証〜仮説というように、
重ねていくことがあまりできていません。
これを羽生名人などのプロの方は、
高レベルで行っているのです。
この仮設思考をすることで、
効率よく最善の一手を考える事ができるのです。
つまり、ビジネスでも、
目標達成を効率化することができる!
というのが仮説思考です。
短時間で最適解が分かるようになる
実際にビジネスではどうなるかというと、
仮説思考はお客さんのフィードバックを取り入れていくのですが、
網羅思考だとお客さんを無視して考えてしまいがちなんです。
例えばパン屋さんで人気商品を作成しようとします。
仮説思考であれば、
まずはざっくりしたプロトタイプのようなものを作成して、
無料で試食してもらいます。
そして、その反応や実際の声を聞いて、修正していきます。
ですが、網羅思考だとその前に、
どのようなパンが良いのかリサーチを重ねた後、
完璧なパンを作成します。
そして、店頭に並べて、
お客さんの反応や実際の声を聞いて、
修正していきます。
1回作成して成功するならば、
網羅思考のような考え方で良いかもしれませんし、
それで成功する場合もあるかと思います。
ただ、実際は、仮説思考だと何度も試作して、
お客さんの声を聞いて改善できるので、
早く良い物を作成することができるんですね。
PDCAサイクルがめちゃくちゃ早くなるイメージですね。
仮説思考のPDCAサイクルが、1時間なのに対して、
網羅思考では10時間くらいかかってしまうようなイメージです。
なので、結果として、
最短時間で最適解にたどり着くことができるんです!
そのために行ったのはたくさんの失敗と、
たくさんの改善です!
なので、失敗は落ち込むべきものではなく、
改善するキッカケができたと喜ぶべきものなんです。
どうでしょう?
失敗したくなったのではないでしょうか?
これからは仮説思考で、
失敗を恐れずにどんどん改善を重ねて、
成長していきましょう!
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